ストレスチェック集団分析

仕事のストレス判定図・いきいきプロフィールレポート

COCOMUストレスチェックサービスでは、使用されるストレス調査票の種類(職業性ストレス簡易調査票57項目、または新職業性ストレス簡易調査票80項目)に応じて、ストレスチェック後の集団分析レポートを発行しております。所属や地域別、年代別といった分析対象の細かなご指定も可能です。

職業性ストレス簡易調査票(57項目使用時)

  • 仕事のストレス判定図(プロット版/コメント版)
  • ストレス傾向診断(補足資料)
新職業性ストレス簡易調査票(80項目使用時)

  • いきいきプロフィール
  • ストレス傾向診断(補足資料)

~ 設問や追加アンケートの設定について別途お問い合わせください ~

仕事のストレス判定図

概要

仕事のストレス判定図は、職場や作業グループなどの集団を対象として目にみえない仕事上のストレス要因を評価し、それが従業員様の健康にどの程度影響を与えているかを判定するために開発されたツールです。当判定図は、職業性ストレス簡易調査票が公開された当時より使用されている、非常にポピュラーで評判の高い集団分析ツールです。

ストレスチェック終了後の職場環境改善の取り組みとして、健康リスクの高い部署、または量的負担の高い部署といった仕事や健康に関して要注意である部署からフォローを行なうといった、現状把握と仮説立ての参考資料としてご活用いただくことが可能です。


特長

厚生労働省や東京医科大学の研究により、職業性のストレスにおいておおきなウェイトを占めるとされた「仕事の量(困難さ)」「自由度(裁量」、およびソーシャルサポートとして「上司の支援」「同僚の支援」を数値化することができます。

仕事のストレス判定図は概ね、20名以上を分析対象として指定することが望ましいとされています(ストレスチェック指針では個人特定を避けるという観点から概ね10名以上の記載)。所属やプロジェクト単位、性別、年代別、同業種比較、また、職級や雇用形態別といった多角的な分析を行うことにより、健康リスクの高いグループの特定や、傾向からの原因分析に活用できます。

仕事のストレス判定図の説明
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仕事のストレス判定図からわかること①

【仕事の量的負担ー仕事のコントロール判定図】

仕事にイキイキと取り組むには、仕事量とコントロール(裁量)の適切なバランスが不可欠です。「量-コントロールリスク」では、対象グループの仕事の量的負担と、裁量度が低いほど、仕事上のストレスが生じやすい環境にあることが推察されます。

【上司の支援-同僚の支援判定図】

上司や同僚からの支援や相談できる環境があるかも、仕事を進めるうえでストレスが生じるか否かに大きく影響します。上司の支援あるいは同僚の支援が低いほど、仕事上のストレスが生じやすい環境にあると考えられます。

仕事のストレス判定図からわかること②

【総合健康リスク】

「仕事の量的負担-仕事のコントロール」判定図、「上司の支援-同僚の支援」判定図で読み取った健康リスクを、一定の算出式にあてはめることで分かるのが「総合健康リスク」です。平均程度は100となりますが基準値ではありません。しかし、総合健康リスクが「120」と判定されたグループでは、従業員のストレス反応(主に心理的ストレス反応)や疾病休業リスクが、100であったグループに比較して20%増と読み取れます。また、総合健康リスクが「150」を超えるグループは、当該集団に所属する従業員に何らかの健康問題が顕在化しているケースが多く、改善が必要と考えられます。


レポートイメージ(仕事のストレス判定図プロット版)

仕事のストレス判定図
  • 仕事のストレス判定図プロット版は、個々の部署(名簿ファイルご提出時にご指定いただく集団分析区分単位)の、仕事の量的負担や裁量度、上司・同僚間の支援度状況、および健康リスクがプロット図から視覚的に確認できます。
  • 全国平均との比較も可能で、課題をすぐに確認することが可能です。

レポートイメージ(仕事のストレス判定図コメント版)

  • 仕事のストレス判定図で算出された結果に対するアドバイス文章が記載されたレポートです。プロット版・コメント版の発行単位は、属性を構成する区分ごとに1部ずつ発行いたします。

いきいきプロフィール

新職業性ストレス簡易調査票(80項目)を用いたストレスチェックを実施することで、組織や集団単位のいきいき度やワークエンゲージメントや職場環境改善ポイントの見える化が可能となります。

いきいきプロフィールレポートイメージ
いきいきプロフィールレポートイメージ

ストレス傾向診断(補足資料)

職場のストレス傾向診断

ストレス傾向診断は、ストレッサー(仕事のストレス要因)やストレス反応等が、大きく発生している人数や、それが職場全体のうち、どの程度発生しているかや全国平均値との比較が可能なレポートです。当レポートは全社単位のストレス傾向を俯瞰して把握したい際に有効です。


分析属性と区分

弊社ストレスチェック支援による集団分析におきましては、下記のような分類、呼称を用いております。

「属性」と、属性を構成する(分析対象となる)「区分」という呼称を使用しております。

属性名 区分(属性を構成する単位)

 事業所別

 各支社、支店、工場、店舗といった事業単位

所属別(大)

部、グループといった大グループ

所属別(中)

課、チームといった中グループ

所属別(小)

係、班といった小グループ

性別

男性・女性

年代別

10代(~19歳)、20代(20歳~29歳)、30代(30歳~39歳)、

40代(40歳~49歳)、50代(50歳~59歳)、60代(60代~)

職級別

役職ごと
雇用区分別 正規・非正規
職域別 ご任意で設定いただく単位

任意

ご任意で設定いただく単位

属性、単位ごとにご任意の設定が可能です。ただし単位の設定におきましては、ストレスチェック指針に基づき個人が特定できるような設定や、データの精度が低下する数名程度の分析はいたしかねます。

集団分析数のカウント

集団分析数のカウントは、分析を実施する属性の数とさせていただきます。

  • (例)部署、年代別、および職域別で分析を行う場合:3属性
  • (例)部署、部等の上位組織(ご任意属性)、性別、職域別で分析を行う場合:4属性

弊社ストレスチェック支援におきましては、次頁掲載の標準パターンを用いた集団分析報告書作成の場合、1属性分までは実質無償にてご提供しております。

料金算出方法のご案内

当社ストレスチェック支援サービスご利用時の、集団分析に関するご費用の算出方法についてご案内しております。

調査票種類

レポート名称・内容

基本料金

(1属性あたりの分析料金/税別)

属性追加

料金

備考

職業性

ストレス簡易調査票

(57項目)

  • 職場のストレス傾向診断
  • 仕事のストレス判定図プロット版
  • 仕事のストレス判定図コメント版

 

1属性:実質無償

(ご新規または継続ご契約)

2属性目以降、1属性あたり

2.5万円(税別)

 

属性を構成する区分数に上限は設けておりません。

新職業性

ストレス簡易調査票

(80項目)

  • いきいきプロフィール
  • 職場のストレス傾向診断

 

  • 1属性:2.5万円
  • ストレスチェック追加単価:  57項目単価+150円/名
  • 上記は弊社ストレスチェック支援ご利用時の単価となります。また、ストレスチェック方法、規模等によりボリュームディスカウントをご用意しております。詳細の料金につきましては、概算御見積書をご請求ください。
  • 集団分析のみのご利用につきましては、別途弊社担当者までお問い合わせください。

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