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ストレスチェック 集団分析を活用しませんか?

ストレスチェック制度は、平成27(2015)年12月に施行されました。

ストレスチェック制度は、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、

  1. 本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させること
  2.  検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善につなげることによって、労働者がメンタルヘルス不調になることを未然に防止することを主な目的としています。 

 

集団分析と職場環境改善は、制度の中では努力義務とされていますが 、制度の目的を果たすための重要な手段といえます。

平成29年 労働安全衛生調査(実態調査)結果によると……

ストレスチェックの実施義務のある事業所規模 50人以上の事業所のうち、ストレスチェックの結果の集団分析を実施した事業所の割合は 69.0%であり、このうちその結果を活用した事業所の割合は 74.9%となっていいます。

職場環境改善とは

職場環境等の改善とは、職場の物理的レイアウト、労働時間、作業方法、組織、人間関係などの職場環境を改善することで、労働者のストレスを軽減しメンタルヘルス不調を予防しようとする方法です。改善の対象となる職場環境にはさまざまなものが含まれます。

国際労働機関(ILO)は1992 年の報告書で19 の事業所のストレス対策事例から、職場レイアウトの改善、人間工学的改善、チームワークや小グループ活動の活性化、作業のローテーション化が効果的であったとしています。

職場環境改善というと難しく感じるかもしれませんが、『座席配置の見直し』や『予定の共有化』などでも職場環境が改善されたとの報告もあるようです。

まず

  1. すぐできる対策から
  2. 低コストで進められるものから
  3. 幅広い視点から

を意識して取り組んでみませんか?